71回目-スタンプのデザイン
10年用の赤いパスポートがあまり好きではないので、いつも紺色の5年用を申請しているのだが、
そのパスポートも既に3冊目に入った。幼少期は親と一緒に写真に納まっていたので自分のものを
持っていなかったけれども、いざ自分の足で海外を歩いていくとついついスタンプが欲しくなり、「い
つかページをスタンプで一杯に(5年用だし)」と思っていた。最近昔のものを見ていて当たり前だが
各地のスタンプの面白さに気付いた。
これは初めてドイツへ行った翌日にトルコ・カッパドキアへ出発した際にハンブルグで押されたもの。
左上の"D"はドイツの"D"、左下の"←"は出国のサイン。飛行機型のスタンプがかわいい。
こちらはトルコに着いた時とトルコ出国の際に押されたスタンプで、赤が入国で青が出国時のもの。
ちょうどクリスマス・イヴにドイツへ戻った。赤と青の対象が何となくアメリカンな感じだ。が、トルコ。
ドイツ帰国後にクリスマスを外国人の友人宅で過ごし、続いて今度はドイツから車でベルギーを
抜けてフランスに入り、そこから車をフェリーに載せてドーヴァー海峡越えを果たしてイギリスへ。
下側に"DOVER"の文字が入っている。このときはロンドンで年を越したのだが、珍しく暖冬で、
元日には太陽が降り注いだので非常に綺麗だったのを覚えている。
今からちょうど10年前に初めて訪れたインドネシア・バリ島。実は1997年の3月から4月の
高校を卒業した翌日から大学の入学式直前までバリに行ったのだが、これでバリにはまって
大学生活最初の夏休みも1ヶ月強を波乗りに明け暮れて過ごした・・・。
またもインドネシアに行った上のスタンプから2年後のときのスタンプ。毎年バリに行っていた
が、この年は四角い入国時のスタンプのインクが紺からグリーンに変わり、しかも枠の模様が
無くなっていた。何となく前の模様のほうが好きだったのに・・・。この年はバリ島から3日近く
かけて車で首都ジャカルタまで行ったりして、とても面白かった思い出がある。
こうして見てみるとその国ごとにスタンプの形やインクの色が異なるのが面白いなと気付いた。
それぞれの日付をさかのぼって回想するのも面白いし、例えば物価や通貨がそのときから変わ
っている国もあったりしてちょっと現実的になったりもする。バリやロンドンではテロもあったし、
インドネシアは短期滞在でもビザが必要になったり、ドイツはマルクからユーロに変わって物価
が上がってしまったし・・・。それでも、パスポートを眺めているだけでこうして当時の異国情緒を
思い出せるんだから、パスポートは有効期限が切れてもまだまだ有効利用ができるということ
なんだな、と改めて実感した。