77回目-久々のロケ
11月下旬某日、とある撮影で海辺に出かけた。以前とは異なり今回はディレクションそのもの
を担当したのだが、やはり現場というのはクリエイティヴな感じがして、懐かしくもあり楽しくも
あった。そもそも企画を立てた段階ではイメージがあるのだが、モデル、カメラやヘアメイクなど
プロが集まる現場では往々にして当初のイメージから大小さまざまの変更がある。
モデルのオーディションを行ってもメイクやヘアで雰囲気は変わるし、スタイリストの用意した
洋服でそのモデルの引き出しが増える。そしてそれを撮るカメラの感性やロケーションでも
雰囲気はがらりと変わる。そこにあるのは各々の主張と感性などであり、最初の企画通りに
押し通すか、そのプロたちの意見を取り入れてより良いものに仕上げたいという結果を目指す
かはディレクターの瞬時の判断だ。
これからまだまだやらねばならぬことが多いが、2月から3月頃には比較的多くの人々の目に
触れるであろうこの日の写真たち。果たしてどう受け取られるのか楽しみと不安でいっぱいだ。